会社概要
株式会社あぐり窪川は「食を基軸に新たな価値を創造・提供する企業」です。
創業の背景
高知県南西部に位置していた当時の窪川町、大正町、十和村の2町1村は、2006年(平成18年)3月20日に合併し、現在の四万十町になりました。
四万十町の東部を占めている旧窪川町は、四国南帯山地を背にした標高230mの盆地状をなす台地部およびそれを背に土佐湾に面する海岸部に大別されます。台地部は昼夜の温度差が大きく霧が発生することから仁井田米という良質米の産地であり、また畜産も県下有数の歴史と規模を誇るなど、農業を中心とした一次産業を基幹とする町でした。
さらに、国道56号線と381号線が交わるなど交通の要衝にある地の利を活かし、地域資源を活用したアグリビジネス(*)の起業化にも取り組んでいました。
この起業化の第一歩として株式会社あぐり窪川が1998年(平成10年)11月に設立され、道の駅の管理運営を担うこととなりました。
社名である「あぐり」はそのままアグリビジネスを指し、「窪川」は所在地である四万十町の東部旧窪川町から由来しています。
道の駅の施設の建設にあたっては、高知県下で初めて国と町が一体となって整備を行い、道の駅の要件となるトイレ、駐車場、情報提供機器は当時の建設省が、物産館、アイスクリーム製造販売所、フリーマーケット、地域食材加工施設は旧窪川町がそれぞれ担当しました。
2009年(平成21年)4月1日、ホテル松葉川温泉の管理運営も受託し、現在に至っております。
*農業だけでなく農業を中心とした加工事業、流通販売事業、都市農村交流事業など農業を核とする関連産業の総体
当社の目的
当社は地域活性化のための拠点となるべく第三セクター方式によって設立され、設立にあたっては旧窪川町の多くの町民有志も株主として参画しました。
公共部門と民間部門の協調・相互参加という利点を活かしながら、雇用の場や交流人口の創出など地域の社会的ニーズに対応するとともに、地域資源の高付加価値化やニュービジネスの企業化を推進していきます。
沿革
1994年(平成6年) | 7月1日 | 建設省(現国土交通省)と窪川町の間で、道の駅に関する覚書締結 |
1997年(平成9年) | 4月10日 | 建設省と窪川町の間で、道の駅の整備等に関する覚書締結 |
1998年(平成10年) | 4月17日 | 道の駅「あぐり窪川」登録認証(四国で44番目、高知県で14番目) |
1998年(平成10年) | 11月9日 | 株式会社あぐり窪川創立総会 |
1998年(平成10年) | 11月11日 | 株式会社あぐり窪川の設立 |
1999年(平成11年) | 3月31日 | 町単独工事等の全工事の完成 |
1999年(平成11年) | 4月1日 | 窪川町と建設省との間で、道の駅あぐり窪川管理協定締結 |
1999年(平成11年) | 4月1日 | 株式会社あぐり窪川と窪川町との道の駅あぐり窪川管理運営委託契約締結 |
1999年(平成11年) | 4月18日 | 道の駅あぐり窪川「フリーマーケット」「特産品コーナー」「みるく工房」オープン |
1999年(平成11年) | 4月19日 | 「レストラン風人」オープン |
2000年(平成12年) | 3月 | あぐり窪川「具だくさん豚まん」が第14回高知県地場産業奨励賞を受賞 |
2001年(平成13年) | 3月28日 | 特殊製法塩製造施設「おきつ渚の塩工房」施設完成(窪川町興津) |
2001年(平成13年) | 3月30日 | 特殊用塩等製造業届出書を四国財務局長に提出 |
2001年(平成13年) | 4月6日 | 四国財務局長、特殊用塩等製造業届出書を受理 |
2001年(平成13年) | 8月1日 | 国産塩「黒潮伝説」販売開始 |
2003年(平成15年) | 2月22日 | 地域食材加工施設でのハム・ソーセージ類製造のための施設改修工事着手 |
2003年(平成15年) | 3月20日 | 地域食材加工施設改修工事完成 |
2004年(平成16年) | 1月 | 地域食材加工施設で製造されるロースハム・ベーコン・焼豚の販売を開始 |
2004年(平成16年) | 3月 | フリーマーケットコーナー改装工事完成 |
2005年(平成17年) | 3月22日 | 正面玄関からみるく工房をつなぐ連絡通路設置工事完成 |
2005年(平成17年) | 9月 | 「こめ粉ぱん工房」施設完成 |
2005年(平成17年) | 12月19日 | 仁井田米こめ粉ぱん販売開始 |
2006年(平成18年) | 2月2日 | みるく工房からフリーマーケットをつなぐ連絡通路設置工事完成 |
2006年(平成18年) | 3月20日 | 窪川町、大正町、十和村が合併し、「四万十町」が誕生 |
2009年(平成21年) | 4月1日 | ホテル松葉川温泉事業開始 |
2009年(平成21年) | 4月1日 | 四万十町地産地商・外商の取り組み拠点づくり事業受託 |
2009年(平成21年) | 4月1日 | 四万十町拠点ビジネス体制整備事業運営開始 |
2012年(平成24年) | 7月28日 | 「しまんとマルシェ四万十の蔵」事業開始 |
2012年(平成24年) | 12月 | 高知自動車道四万十町中央IC開通、道の駅駐車場拡張 |
2013年(平成25年) | 5月 | 電気自動車急速充電器設置 |
2014年(平成26年) | 4月 | ATM設置、トイレ増設 |
2015年(平成27年) | 5月 | 「しまんとマルシェ四万十の蔵」事業終了 |
2016年(平成28年) | 4月 | 農カフェ40010リニューアル(平成29年3月31日 農カフェ40010閉店) |
2019年(平成31年) | 1月 | 農カフェ40010跡地に「yakegi(やけぎ)」テナントオープン |
2019年(平成31年) | 4月18日 | 道の駅あぐり窪川開業20周年 |
2019年(令和元年) | 5月17日 | 道の駅来場者数700万人達成 |
2020年(令和2年) | 3月26日 | 地場産業センター食品加工施設第一工場完成 |
2020年(令和2年) | 10月末 | 地場産業センター食品加工施設第二工場完成 |
過去受賞歴、メディア、雑誌掲載
過去受賞歴
- 1999年(平成11年)高知新聞期間広告賞
- 2000年(平成12年)高知県地場産業奨励賞「具だくさん豚まん」「角煮まん」で受賞
- 2015年(平成27年)高知県おもてなしトイレ「道の駅あぐり窪川」表彰
- 2015年(平成27年)第2回全国丼グランプリ豚丼部門 金賞「窪川米豚丼」
- 2016年(平成28年)第3回全国丼グランプリ豚丼部門 金賞「窪川米豚丼」
- 2016年(平成28年)高知県次世代育成支援企業認証
- 2016年(平成28年)日本一の健康長寿構想チャレンジ賞
- 2017年(平成29年)第4回全国丼グランプリ豚丼部門 金賞「窪川米豚丼」
- 2018年(平成30年)第5回全国丼グランプリ豚丼部門 金賞「窪川米豚丼」
- 2018年(平成30年)「楽天トラベルブロンズアワード」ホテル松葉川温泉で受賞
- 2019年(令和元年)高知県ライフワークバランス推進企業認証
- 2019年(令和元年)「楽天トラベル日本の宿アワード2019」ホテル松葉川温泉で受賞
- 2020年(令和2年)フードアクションニッポンアワード2020 100産品生姜好きのためのジンジャーエールが入賞
メディア、雑誌掲載
- 2007年(平成19年)じゃらん中国四国「道の駅人気ランキング」四国部門7位
- 2010年(平成22年)じゃらん中国四国「道の駅満足度ランキング」四国エリア部門4位
- 2011年(平成23年)NHK「あさイチ」生放送取材
- 2014年(平成26年)じゃらん関西中国四国 道の駅大賞ブランド食材部門「窪川米豚丼」
- 2016年(平成28年)じゃらん中国四国「大発表!道の駅ランキング(四国編)」2位で掲載
- 2017年(平成29年)じゃらん関西中国四国3月号 ホテル松葉川温泉掲載
- 2018年(平成30年)月刊Mjマガジン12月号「道の駅グルメ探訪」道の駅あぐり窪川掲載
- 2019年(令和元年)じゃらん「四国地方にある道の駅」 総合部門10位で掲載
- 2019年(令和元年)じゃらん「四国の道の駅サービスエリアランキング」2位で掲載
- 2019年(令和元年)じゃらん「ランキング売れた宿大賞 高知県11~50室部門」第2位で松葉川温泉が掲載
- 2020年(令和2年)エヴァinfo「EVAラベル5商品」2020年4月記事掲載
- 2020年(令和2年)高知新聞朝刊「EVAラベル5商品」2020年4月記事掲載
- 2020年(令和2年)じゃらん関西中国四国 7月号別冊「道の駅全駅MAP&リスト」掲載
- 2020年(令和2年)ほっとこうち7月号モーニング特集「ボリューム満点メニュー」掲載
- 2020年(令和2年)高知新聞朝刊高知県立窪川高等高校×道の駅あぐり窪川コラボ商品「お茶っパフェ」が掲載
- 2020年(令和2年)テレビ高知「でんのすけのまるっとキッチンカーの旅」取材
- 2020年(令和2年)高知新聞社フリーペーパーK+8月号 道の駅あぐり窪川記事掲載
- 2020年(令和2年)じゃらん関西中国四国10月号「道の駅グルメ」記事掲載
- 2020年(令和2年)RKCこうち放送局「おはようこうち」取材
- 2020年(令和2年)「全国おすすめ道の駅36選!ご当地グルメからお土産まで魅力満載!」掲載
- 2021年(令和3年)じゃらん関西中国四国2月号「本当にうまいご当地名店」「SA道の駅必食グルメ」記事掲載
会社概要
社名 | 株式会社あぐり窪川 |
本社 | 〒786-0026高知県高岡郡四万十町平串284番地1 TEL:0880-22-8848FAX:0880-22-8849 |
設立年月日 | 1998年(平成10年)11月11日 |
代表者 | 代表取締役社長 森武士 |
資本金 | 4,500万円 |
発行済株式数 | 900株(株式割合四万十町が約74%を保有) |
従業員数 | 74名(2021年3月1日現在) 内訳:正社員30名、契約・嘱託社員12名、パート15名、アルバイト17名、出向・派遣・委託2名 |
事業内容 | (1)農林水産物の受託販売 (2)喫茶・レストランの経営 (3)加工食品製造販売・観光土産品・日用雑貨品及び清涼飲料水の販売 (4)アイスクリーム類の製造販売 (5)貸店舗及び貸会場の経営 (6)農林水産物の需要開発及び特産品の研究開発 (7)道の駅等公共施設の管理運営業務の委託 (8)宿泊等の事業 |
事業所 | 道の駅あぐり窪川 〒786-0026高知県高岡郡四万十町平串284番地1 TEL:0880-22-8848FAX:0880-22-8849 ホテル松葉川温泉 〒786-0097高知県高岡郡四万十町日野地605番地1 TEL:0880-23-0611FAX:0880-23-0777 |
職種 | ホテル・道の駅全般業務及び自社商品の製造・販売・営業 |
主な取引先 | 旭食品㈱、三菱食品㈱、㈱G7ジャパンフードサービス、ベストアメニティ㈱、 加藤産業㈱、ケイ低温フーズ㈱、国分フードクリエイト㈱、㈲西川商事、 高知県食品外販共同組合、高知県特産品販売㈱、高知県農業協同組合等 |
売上高 | 4億4千万円(令和元年度) 4億3千万円(平成30年度) 4億6千万円(平成29年度) |